どう違う？幹細胞コスメの種類と選び方 【幹細胞コスメ：最新エイジングケア 2021年版】

ハリがなくなり潤いを感じられなくなるといった、年齢を重ねるごとに実感してくる肌の衰えに対して、アンチエイジング効果を期待できるのが幹細胞コスメです。
身体の中で分裂や増殖を繰り返している細胞ですが、この中でも特に特殊な幹細胞は、同じ幹細胞になったり、違った細胞にも変化することができるという特徴があります。
そのため、コスメに用いることで不足しているコラーゲンを補って保湿したり、くすみを薄くしたり、シワやたるみを予防する効果を得られるなど、この性質を活かして幅広い活躍を見込めることから注目されているのです。
そんな幹細胞コスメには動物由来、植物由来、そしてヒト由来と、それぞれ幹細胞培養液を利用した成分によって違いがありますので、選び方としてもそれぞれの特徴を踏まえておくのがポイントになります。
まず、動物性のものはプラセンタが有名でしょう。
ヒツジや豚、馬などの胎盤から抽出したエキスで、その構造もヒトのものと似ているとされて高い効果を期待できます。
しかし、利用するかたによっては肌質に合わないこともあるため敏感肌には不向きで、日本のコスメではほとんど使用されていません。
一方の植物性は文字通りに、バラやカミツレ、オイルでも需要の高いアルガンなどの植物から抽出したエキスを培養しています。
植物には天然の抗酸化物質も含まれていますし、さらに保湿性に優れているのが特徴で、乾燥肌のかたにはピッタリです。
低刺激のため敏感肌のかたも安心して利用できますが、反面、動物由来のものと比較しても得られる効果は低いとされています。
ヒト由来は人間の幹細胞を培養したもので、非常に多くのタンパク質と成長因子が含まれていることから、高い細胞活性化作用を見込めます。
ただし、幹細胞コスメの中でも高価なものが多く、スキンケアアイテムとして継続利用するにはお財布に負担がかかりやすいことに注意が必要です。
こうした幹細胞コスメに一緒に配合されている有効成分も含めて、自分の肌質や求めている効果によって選ぶことが大切になります。